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COLUMN

エンジニアがお答え
「制御盤コラム」

制御盤の中身ってどうなっているの??

制御盤とは、『動作を制御する箱』の事。

ロボット、コンベア、モーター、エレベーター、電気のON・OFF、温度調節

など様々な動作制御を行うことのできるBOX、それが制御盤です。

制御盤は様々な電気部品で構成され、電気制御を行っています。

どのように動作させたいか?という目的によって電気部品構成も変わってきます。

『十人十色』という言葉がありますが、制御盤もまさにその通り。

同じ仕様でない限り、全く同一の制御盤は存在しないと言っていい程、一品一様な製品,それが制御盤なんです。

 

 

ではこの制御盤、中身はどんなもので構成されているのでしょう?

 

〇電気をON・OFFさせる役割の部品

・ノーヒューズブレーカー・漏電ブレーカー・サーキットプロテクタ

・電磁開閉器 ・電磁接触器・リレー・タイマーなど

 

〇モーターを制御する役割の部品

・インバーター・サーボドライバー・ステッピングドライバーなど

 

〇人が操作して制御する部品・人が目で見て判断する 役割の部品

・押しボタンスイッチ・セレクタスイッチなど

 

〇制御盤の司令塔と呼ばれる頭脳のような部品

・シーケンサー・タッチパネルなど

 

これらの部品に電気配線をして1つの制御盤を製作します。

 

工作機械などを制御するのに必要不可欠な制御盤は、

どのように制御したいのか、どんなものを動作させたいのか、

によって中身がいろいろ変ってきます。

1品仕様が多いといわれる所以はそんなところからきています。

 

次回は制御盤の箱ってどうなっているの??です。

よろしくお願いします!

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